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起業の経緯

起業しようと考え始めたのは高校2年生でした。当時から自分に向いていることや興味のあることが明確に分かっていて、 周りの環境や人間を自分自身が守っていきたいと考えた時に、起業をするというのがベストな選択肢であるように思っていました。

就職活動の観点はただひとつ「最短で成長が出来て、かつ一緒にをやる人たちが楽しそうにしているかどうか」ということでした。 私の中で「辛い中に楽しさがある」という状況は違っていて、みんなが二つ返事で楽しいと答える会社に行こうと決めていました。

そしてその観点で一択であった当時未上場であった株式会社エス・エム・エスに入社をすることになります。 同社では一生かけても敵わないと思える圧倒的な上司や先輩との出会いがありました。 大先輩方は今もなお進化し続けていて、自分も次世代の後輩たちへ同じように背中を見せることが出来ているのか、 常に自問自答しています。
同社に約5年半在籍する中で自分自身の成長の鈍化を感じ始めたことや、既に独立して活躍していた先輩たちが 輝いていたことに憧れをもって、退職と起業を決意しました。

ゼロから創り上げたミライユの文化

創業当時、事業については計画や理想も全くない状態でスタートしたのですが、 自分を含めミライユで働く人たちが「仕事をしている自分が好きで、誇れるか」「誠実であるかどうか」 この二つだけは何があっても大切にしようと決意しました。
逆に言うとそれしか絶対的な価値観がない中でスタートしたので、今のミライユの文化が出来上がるまで それなりに紆余曲折はあったのですが・・・。幾度か壁にぶつかるうちに、会社としてやるべきことは 「メンバー個々を信頼し、良さを伸ばしてあげること」だと気付き、それが今のミライユを形成している 価値観のベースになっています。

また経営者になり個人として変わったなと思うことがあり、これまでは自我を持っていることが強みだったのに対し、 今では自我がないことが強みだと言えるようになったことです。
自我がなく特別やりたいことがない一方で、他人がやりたいことを自分事のように 本気で応援・育成し、一緒に頑張れるのが強みであり自分のミッションだと思っています。 それがミライユが事業を行う価値であり、もちろんメンバーや周りの人間に対しても同じことを考えています。

こんな人に仲間になってほしい
消えかけた炎をもう一度燃やしてみませんか？

ミライユハートという人材要件に尽きます。
本気で何かに向かっている人、もしくは何か一つのことに対し高い熱量を持っている人。 そして自分には出来ると信じている人と一緒に働きたいです。
うまくいかなかったことを言い訳出来る人はまだまだ希望がある人です。一度諦め熱意を失いかけた人でも、 環境を変え再挑戦する熱意があるのなら、その場を提供できたらいいなと考えています。

ただ、ミライユが出来ることはあくまでチャンスの場を提供することです。選考に参加いただいた方へもお伝えしているのは、 企業理念にある「みんなが羨むミライ」を作るのは私ではなくてあなたですよ、ということです。
それを実現するには自身が当事者となって、誠実さと高い熱量をもって社会貢献をしたいという想いのある、そういう人たちに集まってほしいです。

ミライユの在り方
「百花繚乱」

「百花繚乱」とは、それぞれ違う色や形の花が集まって色とりどりに咲き乱れることを表す四字熟語で、 ミライユの在り方はまさに百花繚乱です。それぞれ全く違う経歴やスキルや考え方を持っているので一見 バラバラに見えるのですが、一歩引いて見てみると補い合いながら、引き立て合いながらものすごく魅力的な 集団になっているんですよ。
だからこそ、まだまだ違う色やもっともっと変わった形を持つ花を増やしていきたいと考えています。

私自身はこれまでの経験の中でようやくどんな人でも柔軟に受け入れることが出来るようになりましたが、 ミライユのメンバーは一人ひとりが「違う考えや個性、経歴を持った人がいて当たり前」「どんな人でも受け入れる」 という柔軟さを持ち合わせているので、尊敬していますね。

ミライユを創業してから一番ハッピーだった瞬間

企業理念についてみんなで話し合う機会があり、その時に私が思っていた以上に社員が真剣に正しい価値観で 話し合ってくれているのを見た時は、会社をやってきた意味があったなぁと実感しました。 また「仕事が楽しい。会社に来るのが好き。」と言ってもらえることも多く、純粋に嬉しく思います。

みんなが幸せだと幸せですね。逆にミライユ関連以外で幸せだった瞬間を考えると全然思いつかなくて、 自分からミライユを取られてしまったら本当に何もないなと思いました（笑）。

今後の夢

自分自身もっともっと成長をしたいです。めちゃくちゃ何でも知ってる元気で変なおじさんになりたいですね（笑）。
今ミライユでやっていることは実は私の過去の経験の応用でしかなくて、今後もっとみんながやりたい世界を 柔軟に受け入れていくためには、知識やスキルや自身のキャパがまだまだ足りないなと思っています。

やりたいことがある人を本気で応援することは、当人以上にその世界を好きになること、スキルと知識をつけることが必要です。 自分には出来ると信じていたいからこそ、ミライユハートを一番具現化している人が常に自分でありたいですね。
「自分がみんなを幸せにしたい」とか「自分がサポートすることでみんなを成長させてあげたい」とか、 結局は「自分が」が強くて昔からほとんど変わってないんですよね（笑）。